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100m先の響きと100年後の世界 その2

ざくろ先生

(つづき)

ぼーっと物思いにふけっていると、いろんな思いがめぐります。

風に揺れる木々を眺めていると、ふと、

今から100年後の世界ってどうなっているんだろ、、、とか。

100年後、200年後、もっと先の世界って、一体どんな感じ?

自分でもよく分かりませんが、そんなことふと考えたりします。


そんな時、昔、笛の先生から何度も言われた「100m先の響き」のこと、

ふっと自然に思い出されて、とても腑に落ちるようになりました。


____________

10代後半から20代の始めにかけて、音楽、笛の勉強をしていた時期があったのですが、

当時お世話になっていたフルートの先生から、本当に、何度も何度も言われたのが

「自分の出している音の響きを100m先で聴きなさい。」

ということ。


自分が今出している音を50m、100m先で聴いた時、
どんな風に響いているのか、想像の中で聞く耳を持ちなさい、と。


当時は「わかんない、どういうこと~?」
と、先生から次々に与えられる高度な教えに、当時高校生の私は
もういっぱいいっぱい。


でも、今になって、
今、私がやっていること、50年、100年先にどんな風に影響していく?
と考えた時、

この「100m先の響き」のこと、
なんだか自然と、私のからだの中に深く浸みわたってきました。


バーバー吹くな、とはよく言われましたが、
いわゆる「大きな」音は、そばで聞けば大きいけれど、
遠くまでまるで響いていかない。

(ここでいう大きな音、というのは単に音量のことではなくて、
「私が、私が、」というような我の強い音、という意味でもあったように思います。)


ついつい目先のことで頭がいっぱいになってしまうこともあるけれど、

少し手を休めて、視点をちょっと遠くに移して。

今の私がやっていること、毎日の過ごし方、進んでいく方向・・・


50年先、100年先まで、美しくのびやかに響いていくためにはどうしたらよいかな、

と考えることは、自分自身が豊かな日々を過ごしていくための大切なヒントをもらう
きっかけでもあると思っています。

(笛、フルートに関しては、響きのためにとにかく呼吸と腹、丹田とからだの使い方を
ひたすら叩き込まれていた・・・なつかしい)


そして私が感じるのは、毎日季節や自然を感じる過ごし方は、

遠くまで響きを残す過ごし方の一つなんじゃないかな、ということ。


今日、風はどんな歌をうたっていて、木々はどんな色をしていて

雲はどんな形で、花々の香りは、土の感触は、星々の音楽は、

どんな感じだった?


自然にかこまれた生活をしていても、

何やら忙しがって、そういった毎日一つとして同じでない季節や自然の変化を
ほとんど感じずに終わる日も少なくなかったり。

でも、そうやってあくせくやったこと、もしかしたら、
中には遠く広く響くほどに大切じゃないこともあったりして。


色々なことを少しだけ、スローダウンさせて

自然の繊細な変化や動きを自分の目で見て感じること、楽しむこと、

自然奏でる音楽や流れに自分を乗せていくこと、

そうすることが、ひょっとしたら一番大切なことで、

そうすることで、何かが、ずっと先の未来にまで美しく響き渡っていくんじゃないかな。


そんなこと、ぼーっとしながら考えたりしました。







(スマホ持ってない♡)


Lovely Tea! Ayaka♡Thank you!!

お世話になった笛の先生、まる先生には音楽に限らず、

哲学や歴史に関することなど、本当にいろいろ教えてもらいました。


「君はね、まだまだ赤ちゃんみたいなもんだからね・・・」

なんて言われて、子供扱いどころか赤ちゃん扱いされて
当時の私は少しむっとしていましたが、

今考えると、確かに先生、正しかった・・・


「・・・でもまぁ、頭は悪くないみたいだ、」

となぐさめて(?)もらっていたけれど、

あの頃から10年、少しは大人になれたかなぁ。


いつかまた、あの美しい音楽の世界とまた出会って、
自分も豊かな響きを奏でられたらなぁ、

なんて夢見ています。










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  1. 2017/10/02(月) 21:41:58|
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