
昨年の秋からプライベートでぬか床を育て始めました。
なんとなくの思いつきで始めたのですが、ぬか漬けを手作りしてみてびっくり、
ぬか床で野菜がこんなにも美味しくなるとは!
今まで漬物にあまり注目したことがなかったので、
「発酵の力」のすごさを今回初めて知りました。

家族にも好評で、「もっとたくさん漬けて」とリクエストをもらうので
今ではほぼ毎日、ランチやおべんとうの仕込みで出た野菜をもらって漬けています。
(写真はサラダで余ったカラフル大根を使ったぬか漬け)

ぬか床は毎日かき混ぜます。
始める前は「毎日のお手入れが少し大変そう」と思っていましたが
ぬかと塩と野菜、人の手が様々に影響し合って育っていくぬか床。
まさに「生き物」そのもの、実際に始めてみるととても楽しく、
まるでわが子を育てるような気持ち、毎日その様子を肌で感じながらお手入れしています。
今時ぬか漬けをしているのは珍しいと思いきや、
どうも最近、自分の手で漬物を漬ける「おつけもの女子」が増えているらしい、と聞き
「なっちゃん意外と最先端だったね」と母。
昔ながらの日本の食文化の素晴らしさが見直されつつあるのかもしれません。
漬物はスーパーでも手軽に買うことができますが、
人の手を使い、手間と時間をかけて作られた手作りの漬物は本当に格別。
生きた、本物の味がします。
さすがにお菓子とデザート専門である私のぬか漬けが
ランチに登場することはないと思いますが、
麹などの発酵食品を使ったデザートはいつか出してみたいな、
と思っています。
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- 2015/01/17(土) 23:12:14|
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